interview56

K.Sさん

専門部署所属

3次救急で様々な症例の緊急入院を受け入れている病院だからこそ、色々な経験を積むことができる。

当院に入職を決めた理由はなんですか?

前職で多忙な環境の中で人を看取ることに対して業務化していると感じ、本当にこれで良いのかと疑問が湧き始めました。そして人の死にちゃんと向き合いたいと思うようになりました。その為には、緩和ケアのある病院に入職しなければ、終末期を学ぶことはできないと思い入職を希望しました。

水戸済生会総合病院で実際に働いてみた感想は?

最初は混合病棟に配属となりました。とても入退院が激しい病棟でしたので、目まぐるしい毎日でした。3次救急で様々な症例の緊急入院を受け入れている病院だからこそ、色々な経験を積むことができ、とても勉強になる日々を送ることができました。

仕事で失敗し落ち込んだ時には、先輩や同期がいつも私を励ましてくれました。皆さんに支えていただいたからこそ今の自分があると思っています。

どんなときにやりがいを感じますか?

今は緩和病棟に所属しているので、プライマリーナーシングです。プライマリーナースとして、担当の患者さんやご家族から「あなたが担当でよかった。」と言って頂けた時はとても嬉しいです
でもそれ以上に抗癌剤治療後、髪の毛が少ない患者さんと一緒にかつらを被り、一緒に大笑いできた瞬間などに一番のやりがいを感じています。一見ふざけているように見えますが、いつも死に向き合う時間ばかりでは、患者さんも辛くなってしまうと思うので、患者さんがいつもと変わらない日常を送り笑顔になれた瞬間に「よっしゃ!」と心の中で叫んでいます。

仕事をするにあたって心がけていることは何ですか

緩和ケアナースとして、患者さんが最期に向かう道のりを、患者さん、ご家族と一緒に歩いていきたいと思っています。
看護師は患者さんの前では泣いてはいけないとよく言われますが、私は一緒に泣いて、いっぱい笑う看護師でいたいと思っています。

今後のキャリアプランや目標を教えてください

緩和ケアナースとしてまだまだですが、これからも研修などに参加し、専門性を高めていきたいと思っています。よりよい看護が提供できるよう自己研鑽を続けていきたいです。またライフワ-クバランスも大切に考え自分の生き方についてもこれから模索していきたいと思っています。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします

周産期から緩和ケアなど、専門領域に幅がある病院なので、働くなかで、自分はどの領域に興味があるのか、また向いているのか、わかってくると思うので、選択肢の多い当院に入職してから自分探しをすることをお勧めします。そして素晴らしい仲間に出会えると場所になると思います。