interview30

K.Hさん

所属 病棟

チーム内で知識と技術を高めあいながらストーマ保有患者へより良いケアが提供できるよう活動しています

現在のお仕事の内容を教えてください。

腎臓内科、泌尿器科、眼科の病棟で勤務しています。令和4年度より異動となりました。現在はそれぞれの科の疾患について、新たに自己学習をしながら、病棟スタッフの協力のもと看護を行っています。
異動までの9年間を消化器外科で勤務し、ストーマケアおよびストーマ保有患者への看護に興味をもちストーマ認定士の資格を取得しました。ストーマケアチームという専門チームに所属し、院内研修の開催やストーマ外来でのストーマ保有患者への継続した援助などを行っています。ストーマケアを苦手とする看護師は多いと思います。その苦手意識をどう克服できるか、より良いケアを提供できるかを考え、ストーマケアチームで協働しながら教育的な関わりを実践しています。病棟看護師に対する手順書の作成や、新人看護師に対するOJTの実践を行い学会や研究会で報告なども行いました。
当院のストーマ認定士は7名と増え、茨城県内で唯一のストーマ認定施設の認定を受けています。チーム内で知識と技術を高めあいながらストーマ保有患者へより良いケアが提供できるよう活動しています。

水戸済生会総合病院に就職しようと思ったのは?

卒後教育体制が充実していることを知り就職を決めました。

入職してよかったことは何ですか

就職して20年が経ちます。ライフステージの変化などで仕事を続けることが大変な時期もありましたが、たくさんの先輩や後輩、先生、患者様との出会いがあり、乗り越えられました。たくさんの出会いに支えられて長く務めることができていると感謝しています。

仕事をするにあたって心がけていることは何ですか

患者様に対しても同僚に対しても、礼儀正しさと敬意を払うことを忘れないように心がけています。また、口下手なので話すことは苦手なのですが、笑顔で話を聞くことに重きを置いて患者様や同僚の求めていることを受け止められるように心がけています。

余暇の使い方は?

夫と子供が陸上競技を行っているので、休みの日は私も一緒にランニングをしています。長距離を走ることは自分との戦いなので忍耐力も鍛えられていると思います。

また、仕事のストレス解消にもなっています。いつかフルマラソンに挑戦することが目標です。

これからの目標としていきたいことは何でしょうか

消化器外科配属時は、ストーマケアチームを通して皮膚・排泄ケア認定看護師や今まで出会った患者様から学んだことを後輩たちに繋げていけるように活動してきました。現在は一緒に活動してきた後輩がリーダーとなり外科のストーマケアを支えています。今の目標は泌尿器科において尿路変向術が行われた際に、よりよいケアが提供できるように土台作りを行っていくことです。そして、ストーマケアチームが院内でさらに横断的に活動し、ストーマケアに興味を持つ後輩を増やし育成していくことが目標です。
また令和4年度より副看護課長となりました。まだまだ新米であり周りの方に助けてもらいながら、管理業務を学んでいます。常に学ぶ姿勢を持ち、上司や先輩副課長さんの背中を見ながら副看護課長としての役目を果たせるように努力していきたいです。