interview50

M.Sさん

一般病棟所属

キャリアアップのための機会を得ることができ、取った資格を活かすことができるように環境を整えてもらっています

当院に入職を決めた理由はなんですか?

15年以上前のことなので、多少曖昧な返答になってしまいます。第一に総合病院で様々な診療科の看護について経験することができること、第二に通勤するにあたって通いやすいかどうかを考えて職場を選択していたと思います。大学のゼミで専攻していた分野があるかどうかも気にしたポイントでした。

水戸済生会総合病院で実際に働いてみた感想は?

様々な診療科を見るということは、その都度勉強をする必要があるため大変でした。しかし、いろいろな診療科の看護の経験があるということは、患者さんを入院している疾患だけでなく、多角的に観察できるため、良い経験ができていると思います。

特定看護師の研修を受ける面でも支援を受けることができ、キャリアアップのための機会を得ることができ、取った資格を活かすことができるように環境を整えてもらっています。

どんなときにやりがいを感じますか?

患者さんから「ありがとう」と言われると、自分の行っている看護が相手のためになっていると実感し、やりがいを感じます。また、患者さんの表情が苦し気なものから穏やかなものへと変化していくことでも、良い看護をできているとやりがいにつながります。また、日々の小さなやる気がアップするポイントは、点滴の留置が上手にできたと思う時です。時折、血管が細く、点滴の留置が困難な時があるのですが、失敗することなく狙った通りに留置針を挿入できた時は、調子がいい日だなと自信を持って行動できます。

仕事をするにあたって心がけていることは何ですか

患者さんとしっかりと向き合うことを心がけています。治療のために、決まった時間で動かなければならないこともあり、いつでも一人一人に望むだけの時間を割けるわけではありません。出来る限りの時間調整をして、必要な看護を知るために話をしたり、観察をしたりすることを心がけています。そして、普通のことかもしれませんが話をするときには、笑顔を心がけています。マスクが外せない時期が長くなり、対面している相手の表情が分かりにくくなっているため、以前よりも笑顔であることを心がけるようになりました。

今後のキャリアプランや目標を教えてください

特定看護師として、医師からのタスクシフトができるように活動していきたいと考えています。現在、横断的な活動や病棟での活動の推進、院内勉強会の実施など、特定看護師の活動を行っています。毎年、特定看護師の仲間が増えていく中で、タスクシフトにつながるような活動を広めていきたいと思います。

また、質の高い看護ができるように、今まで先輩方から学んできたことや自分で学習してきたことを後輩へと教え、キャリアアップを支える側にもなっていきたいと思っています。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします

入職してからも院内研修などでサポートする体制があり、学びを得る環境ができていると思います。キャリアアップの一環で、特定看護師研修を受けたいと考えている場合には、指定研修機関となっているので、働きながら実習をすることもできます。日々進歩する医療の現場では、学び続けることが大切になります。一緒に学びながら、よりよい看護を行っていきましょう。