interview41

T.Uさん

一般病棟所属

スタッフ、患者、家族、全ての方とコミュニケーションを密にとる

当院に入職を決めた理由はなんですか?

学生時代、“海猿”や“コードブルー”といった、人命救助を題材としたドラマ・映画が一大ブームだった。高校野球で甲子園に出場することが、自分の人生の全てだと本気を想い、打ち込んできたがあと一歩のとことで夢かなわず。そんな時に上記の作品と出逢い、次のステージでは人命救助を自分の人生テーマにしたいと思い、医療の道を志した。その中で、水戸市内で唯一の救命救急センターとしての実績に魅力を感じここで挑戦したいと思った。

水戸済生会総合病院で実際に働いてみた感想は?

学生時代に憧れた作品のようにはいかず、苦難・挫折の連続だった。ただ、先輩方を支援もあり、なんとか諦めずにやってこられたというのが本音です。
研修プランは充実しており、着実にステップアップできる支援体制が整っていると思う。それだけでなく、個別サポートもしてくれたおかげで、今の自分がいるので、なんとか恩に報いられるよう、これからも精進するのみ。

男性の育児休暇取得についても全面的に理解を示してくれたおかげで、家庭と仕事の両立ができている。
企業型DCの導入、特定行為研修の全面的なバックアップ等、ありがたい制度が整っている。

どんなときにやりがいを感じますか?

令和3年度から特定行為研修にトライ、今年度も受講中。学んできたことを、現場で発揮できた時には辞めないで本当に良かったと感じる。
9月から消化器内科を主とした病棟に配属、本当に多忙な毎日だが、病棟一丸となって乗り越えようと頑張ることにやりがい、使命感を感じている。

仕事をするにあたって心がけていることは何ですか

スタッフ、患者、家族、全ての方とコミュニケーションを密にとる事を心掛けている。特にこの数年は新型コロナウイルス感染症流行に伴い、分断を余儀なくされた。面会制限も継続しており、これまで以上に看護師が、懸け橋としての役割を担うことが求められている。
当たり前だが、患者からの“ありがとう”、この一言を頂けられるような姿勢。多忙であることを言い訳にせず、いつでも患者ファーストの姿勢を貫きたい。

今後のキャリアプランや目標を教えてください

令和6-7年度を目途に特定行為の区分取得に区切りを付けたい。最後は“piccカテーテルの挿入”になると現時点では考えている。どうしても食事が十分にとれず苦しむ患者と関わる機会は多かった。

栄養は病と向き合う上で絶対に欠かせない。自信を持って栄養管理をサポートできる看護師が目標です。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします

医療、看護の世界を奥深く、資格取得をしたことがゴールではなく、スタートである。
当院は、救命センターだけでなく緩和医療も充実しており、更には特定行為看護師というジェネラリスト育成に限らず、認定看護師、専門看護師といったスペシャリスト育成のサポート体制も整っている。
キャリアを重ねていくと、いずれどんな道を歩みたいか(どんな看護師になりたいか)を考える瞬間は必ず訪れる。当院で働くことは、選択肢を増やすだけでなく、実際に活躍するファーストペンギンに直に相談できる利点といった利点もあります。共に頑張りましょう。