interview43

S.Mさん

専門部署

患者さんひとりひとりの変化に早期に気付き、適切な看護が提供できるようにする

当院に入職を決めた理由はなんですか?

私は学生時当院で看護実習をさせて頂きました。実習では消化器内科や整形外科などの様々な疾患を患う患者さんを受け持たせて頂き、病棟業務を経験する中で新人指導体制が確立していることを感じました。三次医療を提供する病院であることから、看護師として様々な経験ができると思い、当院に魅力を感じました。また学生として看護実習していくなかで当院の奨学金制度を知り、実際に利用させて頂いていたこともあり、当院への就職を決めました。

水戸済生会総合病院で実際に働いてみた感想は?

就職時には消化器内科、血液内科病棟に配属となり、内科疾患を持つ患者さんとの関りや、終末期看護の大切さを学びながら、働くことができました。現在はEHCU病棟に配属となり、急性期治療を必要とする方を対象にしています。様々な疾患を背景にもつ患者さんを受け持つことで、自分の知識や技術不足を感じることが多くありますが、病棟の方々と協力しながら日々楽しく働くことができています。

また当病棟では緊急入院に不安感じる患者さんや家族との関りが重要であると感じる事が多く、ひとりひとりの状態に合わせ、寄り添う看護の提供ができるよう心掛けています。

どんなときにやりがいを感じますか?

入院される患者さんや家族は不安を感じていることが多いと思います。患者さん、家族との関わりを意識し不安がないか確認する事で少しでも安心した入院生活が送れるように努めています。患者さんや家族との関わりの中で笑顔が見られた際には嬉しく思います。また看護師として、入院患者さんの状態に変化がないか考え、変化が見られた際には医師等の多職種へ相談することで、患者さんにとっていい方向に働き掛ける事ができた時にはやりがいを感じます。

仕事をするにあたって心がけていることは何ですか

新人の頃から患者さんや家族に寄り添う看護の提供ができる様に心掛けています。業務が多忙な際にはゆっくりとコミュニケーションを取る時間がないこともありますが、短時間のコミュニケーションの中でも患者さんにとってより良い時間になるよう今後も意識した関わりができるようにしたいです。また昨年取得した看護師特定行為での勉強内容を再学習し、アセスメント能力向上に努めていくことで、患者さんひとりひとりの変化に早期に気付き、適切な看護が提供できるようになりたいです。

今後のキャリアプランや目標を教えてください

昨年当院で受講できる、看護師特定行為研修を受講しました。受講時から自分のアセスメント能力に関する知識の不足や、疾患に対する理解不足を感じたため、現在もアセスメント能力向上に向け、日々実際に受け持たせて頂いた患者さんや、自分がわからない疾患等の勉強を行うようにしています。

今後は、自分の知識や技術向上に努めながら、救急看護や初療時の看護について学習し、患者さんや家族、一緒に働く方々に信頼される看護師になれるよう努力していきたいです。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします

当院では三次救急病院として様々な疾患を患う方が入院しており、働く中で多くのことを経験できると思います。学生時には患者さんとのコミュニケーションや、看護師とはどのような流れで一日を過ごし、患者さんに寄り添った看護の提供をしているのか学ぶことができると思います。就職時にはわからない疾患が多くあることや患者さんやスタッフとのコミュニケーションに難しさを感じることも多くあり、不安に感じることがあると思いますが、当院ではプリセプター制度等の教育体制確立されているため、分からない事は相談しながら、看護師として成長していける場所だと思います。