interview80

M.Kさん

専門部署

集合研修と現場、それぞれで詳しく看護技術を学ぶことができ、自立に向けた教育体制が整っている

当院に入職を決めた理由はなんですか?

水戸済生会総合病院は、三次救急病院であり、総合周産期母子医療センターがあります。リスクを抱える妊産婦さんが多く通院し、様々な症例に携わることで助産師として多くの経験と知識を積むことができると感じたからです。妊娠・出産は常にリスクと隣り合わせであるため、突発的な事態にも対応できる全身管理など、より高度なスキルを身につけたいと思い入職を決めました。

当院で実際に働いてみた感想は?

様々なリスクを抱えた方が多く通院するため、自分の知識や技術の未熟さを痛感し、毎日が勉強です。緊急対応や高度な技術でも、迅速かつ冷静に対応する先輩方の姿から、たくさんの学びを得ることができ、成長できる環境だと感じています。

まだまだ分からないことも多くありますが、先輩方は優しく気にかけてくださり、質問しやすい雰囲気に日々助けられています。また、集合研修と現場、それぞれで詳しく看護技術を学ぶことができ、自立に向けた教育体制が整っていると思います。

どんなときにやりがいを感じますか?

患者さんのために自立してできることが増えてきたことや、自分で考え、実践したことに対して患者さんの笑顔がみられたときにやりがいを感じます。

また、産後のお母さんが授乳をしながら赤ちゃんに微笑みかけている姿を見たときや、母子やそのご家族が笑顔で退院していく姿を見ると自分も嬉しくなります。

看護師としてとくに心がけていることは何ですか?

患者さんとのコミュニケーションです。身体的・精神的・社会的それぞれの側面からアセスメントにつなげるためには、患者さんのことを知ろうとすることが重要だと思います。どんなに忙しくても、患者さんひとりひとりに耳を傾け、何気ない会話から情報をキャッチできるように心がけています。また、同じ疾患でも患者さんそれぞれ異なる背景があるため、個別性やその人らしさも大切にできるよう意識しています。

今後のキャリアプランや目標を教えてください。

患者さんが一番辛いときにも「この人にならそばにいてほしい」と思ってもらえるような助産師になりたいです。妊娠期から産後まで様々な思いが伴う妊産婦の精神的ケアも含め、新しい家族を迎える準備に伴走していきたいです。

また、アドバンス助産師の資格習得や母乳相談、助産師外来、性教育など、助産師として様々なスキルを身につけるためにこれからも挑戦していきたいです。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします。

実際に働いてみて、1人の患者さんにじっくり向き合える学生時代は、具体的な経過を間近でみて学ぶことができ、貴重だったと改めて感じています。大変なことも多いと思いますが、どの経験も無駄なものはなく、看護師になった自分に必ず活かされると思います。夢に向かって頑張ってください。一緒に働ける日を楽しみにしています。