interview71

Y.Kさん

専門部署

手術中はバイタルサインの変動から患者さんの声なき声に耳を傾け、適切な対応ができるよう意識しています。

当院に入職を決めた理由はなんですか?

当院はプリセプターシップが用いられ、新人教育制度がしっかりしており、2年目以降も様々な分野の研修を受けることができ、自分自身の知識や技術の獲得のため当院を希望しました。
さらに学生の頃の実習先が当院であったことや祖父が亡くなる際に私たち家族を含め最後まで親身に向き合ってくださったことがきっかけで、入職を決めました。

当院で実際に働いてみた感想は?

手術室という特殊部署に配属され、先輩方の行動力や判断力に圧倒され、やっていけるのかという不安はありました。しかし、プリセプターや先輩方に支えて頂きながら少しずつですができることも増えてきました。

手術室に配属されて丸2年が経つ今は、大変なことや悩むこともありますが周囲の方々の熱心なご指導の元、1日でも早くひとりの看護師としてさらに貢献できるよう日々業務にあたり、毎日楽しくやりがいを持って働いています。

どんなときにやりがいを感じますか?

1年目でできなかったことができるようになった時や手術の進行状況を見ながらその先を予測し、先生が必要とする器械や物品を出すことができたときは、未熟ながらも少しは成長しているのかなと感じています。

また、状態が悪く緊急で手術となった患者さんの手術を担当し、術後訪問を行った際に会話ができていたり、笑顔がみられるようになっていたときはとても嬉しく思います。

看護師としてとくに心がけていることは何ですか?

手術室看護師は病棟看護師と違い、患者さんと関わる時間が圧倒的に少なく、信頼関係の構築が難しいと感じています。そのため、術前訪問を通して表情や言動から患者さんの本当の思いを汲み取れるよう心がけています。
また、手術当日は、緊張や不安を抱えている患者さんが多いため、できる限り隣で声を掛けながら寄り添うようにし、手術中はバイタルサインの変動から患者さんの声なき声に耳を傾け、適切な対応ができるよう意識しています。

今後のキャリアプランや目標を教えてください。

今現在、具体的なキャリアプランは決まっていませんが、様々な経験をしていきたいと思っています。
私の今の目標は、患者さんに接する態度です。どうしても業務的になってしまうことがあり、患者さんは1人ひとり違うと反省することがあります。そのため、個別性に合わせた接し方や看護を提供し、「この看護師さんに対応してもらえてよかった」と思っていただけるよう、それぞれの患者さんに親身に寄り添い、よき理解者となれるよう向き合っていきたいです。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします。

当院は新人教育制度や院内の研修がとても充実しており、基礎から応用まで様々なことが学べる職場だと思います。私のプリセプターは優しく時には厳しくご指導してくださり、今では尊敬する先輩で、沢山の素敵な先輩に出会える職場です。
看護師という仕事は決して楽なものではなく責任も伴い大変な職業ではありますが、その分やりがいもあります。スタッフ全員で協働し、患者さんのサポートを一緒にしていきましょう。
一緒に働けるのを楽しみにしています。