interview68

N.Sさん

専門部署

様々な希望や不安を抱いている妊産婦や褥婦を温かく包み込める助産師になりたい。

当院に入職を決めた理由はなんですか?

学生時代に周産期センターで実習することで、専門的な知識を持ち妊産婦と丁寧に関わる病棟の雰囲気、スタッフの姿が印象に残りました。様々な希望や不安を抱いている妊産婦や褥婦を温かく包み込める助産師になりたいと思い、就職を希望しました。また、総合周産期母子医療センターでありハイリスク妊産婦の管理が多いため、様々な疾患や治療について学べる環境が整っていることも就職を決めた理由の一つです。

当院で実際に働いてみた感想は?

入職当初は、看護技術や患者さんとの関わりにおいて不安が多くありました。しかし、指導者をはじめとする先輩方の丁寧なアドバイスのもと様々な技術や知識を身に付けながら働くことができています。

患者さんの身体・心理・社会的背景はそれぞれ異なるため、関わりのなかで迷うことも多いですが、先輩方のサポートがあることでより視野を広げた関わりができるようになりました。日々のサポートが充実していることで、少しずつ自信をもって看護することができていると感じています。

どんなときにやりがいを感じますか?

母子や家族の笑顔を目にしたときや、感謝の言葉を頂いたときにとてもやりがいを感じます。周産期センターでは、妊娠初期や中期から長期入院されている方も多くいます。

妊娠期間中は様々な不安が出現しやすいため、妊婦さん一人一人への丁寧なケアや傾聴を心掛けることが重要です。その中で、信頼関係を構築することができたときにやりがいを感じます。また、出産前後の産婦さんへかけた言葉やタッチングなどの一時の関わりを産婦さんが覚えてくれたときは、とても嬉しかったです。

看護師としてとくに心がけていることは何ですか?

看護師として、患者さんの身体だけではなく精神的な面もサポートできるように心がけています。そのために、笑顔で患者さんと関わりながらコミュニケーションをとることを意識しています。笑顔で関わることで患者さんからの想いの表出の機会が増え、より密にコミュニケーションをとることができていると感じます。臨床では緊張する場面も多いですが、出来る限り患者さんの不安を軽減できる関わりを心がけていきたいです。

今後のキャリアプランや目標を教えてください。

出産という貴重な場面を、母子の一番近くでサポートしたいという思いで助産師を目指しました。今後は、多くの分娩に携わり正常分娩、ハイリスク分娩の知識、技術を深めていきたいです。そして、産婦さんや家族に配慮したケアができる助産師を目指します。また、今後様々な経験を積み、流産や死産を経験した母親や家族への支援のあり方や、ケアの必要性を考え実践できる助産師になることも目標の一つです。

看護学生の方、当院への入職を検討されているかたへメッセージをお願いします。

入職後に臨床で必要な知識や技術についての研修があり、恵まれた環境で学修することができます。また、指導者がいることで仕事内容や日頃の悩みや不安を相談しながら、業務に取り組めることができます。当院は、三次救急を担っているため、救急医療や急性期看護について学ぶことができるのも魅力です。ぜひみなさんと一緒に働けることを心待ちにしています。