interview11

仁平絢子

AYAKO NIHEI

わかりきれないからこそ本当の苦痛が何か、看護師として何ができるのかを考え続ける

当院に入職を決めた理由は何ですか?

高校生の頃に看護師体験で初めて当院を訪れた際、看護師さんが親切に教えて下さったことや、当院を利用している知り合いがいたこともあり、地域に根差した身近な病院という印象がありました。助産師を目指し勉強するなかで、若いうちにハイリスク妊産婦に携わる総合周産期センターで経験を積みたいと思うようになりました。当院では高度な医療を提供するだけではなく、母子に寄り添う助産師外来や母乳外来も行っていたので、助産師として幅広く学ぶことが出来ると思い入職を決めました。

当院で実際に働いてみた感想は?

何もわからず不安だらけの新人時代も、病棟の先輩方皆さんが気にかけて下さり、支えられながらも少しずつ成長することが出来ました。当院の魅力だと感じる点は、新人研修プログラムが充実していて、5年目までは毎年課題があり、年数を重ねるごとに確実に成長できることです。

また、目標に応じたキャリアアップができるので、助産師出向システムで県内の他施設で経験を積んだり、特定行為研修を受講し、知識・技術の習得やアセスメント能力の向上を目指し学習したりすることが出来、大変恵まれた環境だと感じています。

どんな時にやりがいを感じますか?

私は助産師として勤務し6年になりますが、産婦さんが長い陣痛や不安を乗り越えて赤ちゃんを出産する瞬間は、何度携わらせていただいても毎回感動しますし、産婦さんとともに涙することもあります。また、褥婦さんから、「ここでお産が出来て良かった」と言われたり、ご家族と一緒に退院される際に「おめでとうございます」と声をかけさせていただいたりする際に産科病棟勤務のやりがいを感じます。また、心身共に疲労感を感じる職種ではありますが、勤務が終わり帰宅する際や、休日になると“ほっ”とし、ささやかな喜びを感じます。緊張感を持ち勤務し、プライベートの時間をゆっくり過ごすことのできるメリハリがあることもやりがいだと思っています。

看護師としてとくに心がけていることは何ですか?

様々な背景の妊産婦さんには、苦痛や喜びなどそれぞれの思いがあり、自分にできることは何かを考える毎日です。“傾聴”し“共感”するというのは、看護学校でも習う基本的な姿勢ですが、臨床に出て感じたことは、患者様の気持ちはわかりきれないということです。

理解した気になるのではなく、もちろん決して突き放すのでもなく、わかりきれないからこそ本当の苦痛が何か、 看護師として何ができるのかを考え続ける姿勢を持ちたいと心がけています。提供したケアは正しかったのか反省することも多いですが、一緒に考えてくれる先輩方とともに、よりよい看護へ繋げられるよう日々努力しています。

今後のキャリアプランや目標を教えてください。

自分の故郷に助産院を開業したいという夢を持ち助産師になりました。現在は、アドバンス助産師を目指しCLoCMiPレベルⅢの申請準備をしています。それと並行し、院内で取得可能である特定行為研修に取り組み、特定行為研修修了看護師として産科でも生かせるいくつかの区分を取得中です。具体的には、創部ドレーンの管理や末梢留置型中心静脈カテーテルの留置技術を学習し、高度な医療を提供する周産期医療に貢献できることを目指しています。 助産院の開業という夢に限らず、幅広い学習を通して将来目指す助産師像を構築している途中です。

看護学生の方、当院への入職を検討されている方へメッセージをお願いします。

当院では、救急救命センター、血液浄化センター、緩和ケア病棟など様々な病棟があり、急性期から慢性期、そして誕生から終末期まで幅広いライフステージの患者様を対象としています。 専門性を高めたい分野が決まっている方や、広く経験し興味のある分野を見つけたいという方にも、適した環境だと思います。また、勤務しながら認定看護師や特定行為研修の資格取得にチャレンジしたり、看護師勤務を経験したのちに助産師資格の取得を目指したりする方もいます。

水戸済生会病院の看護師として、新たな一歩を踏み出してみませんか?みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。また、勤務しながら認定看護師や特定行為研修の資格取得にチャレンジしたり、看護師勤務を経験したのちに助産師資格の取得を目指したりする方もいます。水戸済生会病院の看護師として、新たな一歩を踏み出してみませんか?みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。